ある日の朝、7ヶ月の子を持つママから、出張母乳ケアのご依頼が。
乳房にしこりがあり、痛みもあって、その部分が赤くなっていると。
その日、わたしは一日、他の仕事が入っていて、対応出来るのが夕方だけだったので、近くの病院を受診するように勧め、電話をきりました。
その後、16時頃に電話あり、病院に行ったけど、あまりしこりの改善がみられなかったとのことで、再依頼の連絡がありました。
行ってみたところ、痛そうな乳腺炎。
一晩待っていたら、きっと熱まで出そうなしこり。
実は、しばらく前から乳口炎があり、詰まりやすくなっていたとのこと。
おっぱいマッサージが始まり、その乳管からはポタポタでてきはしたものの、まだ、ほんのりしこりは残ってて。
あとは、赤ちゃんにお願いしちゃおう!ということで、授乳方法を伝え、次の日の予約を帰りました。
もしかしたら、赤ちゃんが上手く吸ってて、しこりなくなるようなら、次の日はキャンセルしても良いからね~と話していたら、
次の日の朝のメールがこちら。

授乳をしているとね、不意に乳腺が詰まったり、炎症したりすることで、乳房トラブルが発生することがあります。
白斑はそのトラブルの中でも特に多い、乳房トラブルのひとつ。
それを改善するのは、赤ちゃんが吸ってくれるのが一番!
だけど、その原因をつくっているのも、赤ちゃんの吸い方だったりするので、その修正も大切です。
今回の場合、しこりが完全にとれなかったので、気になりながらも施術を終えました。
あとは、ママと赤ちゃんの二人で協力しながら、トラブルを解消できるように信じるだけ♬
もしできなくても、わたしがフォローしていけば大丈夫!
そんな気持ちで、その家を後にしました。
そして、次の日のあのメール。
ホントにバンザイです!!(バンザイしました笑)

わたしは、母乳育児はママ一人でやるものではない。
赤ちゃんの協力も大切という思いで、母乳ケアにたずさわせてもらっています。
そして、何かあったときは、わたしは、ほんの少しお手伝いをしてるだけ。
ママと赤ちゃんに寄り添ったケアを心がけています。
母乳育児で悩んだら、一人で悩まずに、いつでも助産師をご活用くださいね。
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